太陽光発電投資の基礎知識 太陽光発電投資のメリットまとめ

太陽光発電投資にはメリットが多い

ローリスク・ミドルリターンが期待できる長期スパンの投資として、太陽光発電投資が注目されています。
ここでは、太陽光発電投資のメリットについて網羅的に紹介しています。今後導入を検討されている人は、ぜひ目を通してみてください。

リスクが少ない

太陽光発電投資のもっとも魅力的な点は、安定して設備が稼働してくれればほとんどリスクなく不労所得を得ていくことができるという点です。
太陽光発電投資は発電した電力を電力会社に買取ってもらうことで収益を得ていきますが、この買取価格は設備が稼働してから20年間は固定されたままになります。国によって買取が義務付けられているため、電力会社が買取を拒否する、といった事態もほとんど考えられません。
不動産投資の場合、入居者が入ってくれなければその時点で収益は途絶えてしまいます。しかし太陽光発電の収益源はその名の通り太陽光です。日当たりによって収益は変動しますが、太陽がなくならない限り、長期的に安定したリターンが得られる、というわけです。

利回りが高い

リスクが低いのに利回りが高い、というのも、太陽光発電投資のメリットです。もちろん運用する物件やエリアによってかなり異なりますが、それでも不動産投資と同じくらいかそれ以上のリターンを期待することができます。
例えば実質利回りで5~10%前後と考えても、30年間運用すれば元本の1.5~3倍のリターンが期待できるわけです。電力の買取価格が固定されているのは20年間ですが、それだけあれば元本分はまず回収できます。それ以降もいきなり買取価格がゼロになることはありませんので、長期的に安定した収益が見込めるはずです。

管理委託で手間いらず

運用にほとんど手間が掛からない、というのも太陽光発電投資のメリットです。
ただ、太陽光発電はメンテナンスフリーではありません。少なくとも年に1~2回はメンテナンスをする必要があります。
しかし太陽光発電投資を行う場合、地方の物件を購入して運用するのが一般的です。メンテナンスのたびにオーナーが対応するのは、少々負担でしょう。
太陽光発電投資を請け負う業者の多くは、施工から管理委託まで含めたパック販売を行っています。メンテナンスに掛かる手間が不安な人は、そうした管理委託サービスを利用されるとよいでしょう。掛かるコストも、自身で対応するより安上がりで済むはずです。

固定資産税がかさみにくい

不動産投資を運用する場合、毎年の固定資産税が馬鹿になりません。物件や地域によって違いますが、年間家賃収入の3%前後を目安に考えるとよいとされています。
土地の上に発電設備を設置して運用する以上、太陽光発電投資にも固定資産税が掛かります。しかし、太陽光発電に使う土地は主に日当たりを重視して選ばれるため、地方の安い土地がほとんど。支払う固定資産税も、その評価に見合った金額で済みます。
こうしたランニングコストが低いという点も、太陽光発電投資のメリットの1つと言えます。

自己資金0円から始められる

太陽光発電投資を始めるに当たっては、太陽光発電所の工事費や、それを設置する為の土地の購入費など、多額の初期費用がかかります。その為、一般的には既に土地を持っている人や、資産に余裕のある人が、太陽光発電投資に向いている人と言えるでしょう。
しかし、実は自己資金が十分になくても、太陽光発電投資を始められる方法があります。それが、太陽光発電投資の事業開始にかかる費用や、いっそ設備一式を、金融機関などからの借り入れによってまかなう「ソーラーローン」です。
太陽光発電事業では、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」によって、電気の販売価格が“一定期間(10~20年)は固定”とされています。
その為、突発的な事故や災害などがなく、定期的なメンテナンスによって太陽光発電所の発電効率さえ維持できれば、その売電による利益もまた安定して得られ続けます。つまり、ローン会社にとっても“リスク”が低い為、ソーラーローンを扱う金融機関が増えているのです。
ただし、ローン会社へ支払う金利は投資の利回りに直接影響を及ぼす為、借入額や借入先は十分に比較・検討することが肝要です。

CO2を出さず、地球環境に貢献できる

太陽光発電では、石油や石炭などの化石燃料や核燃料を必要としません。つまり太陽光発電の場合、太陽光パネルや周辺設備などの生産・工事、また定期的なメンテナンス作業などに関わる二酸化炭素(CO2)の排出を別にすれば、基本的に電気エネルギーの生産に伴うCO2排出量は限りなく少ないと言えるでしょう。核廃棄物に至っては“0”です。
さて、そもそも大気中に存在するCO2は、植物の光合成によって吸収され、酸素や有機物へと変換されます。その為、もしも人類が、“植物が生産した分だけの酸素と有機物”を消費したとすれば、理論上は大気中のCO2は常に一定に保たれます。これが「カーボンニュートラル」という考え方です。
対して、石油や石炭などは“地中にあるCO2”と言えるでしょう。つまり化石燃料の消費は、「地中のCO2を大気中へ移動させる」ことと同じです。
一方、太陽光発電ではCO2を吸収こそしないものの、新たなCO2の排出を行わない為、大気中の余分なCO2は植物によって再び有機物へと戻っていきます。これこそが、太陽光発電が大気中のCO2削減に貢献することが可能な理由です。

全国どこでも安定した収入

一般的な販売業や飲食業では、より顧客の多い場所、つまり都会などの方が田舎よりも商売がしやすいとされています。しかし、都会などは田舎よりも土地の価格(地価)が高く、最初に土地を購入する費用や、その土地の賃料は、大きな負担として事業者の経営を圧迫することが珍しくありません
それに対して、太陽光発電事業においては、顧客は電力企業であり、そもそも発電した電気の販売価格(売電額)は、「再生エネルギー固定価格買取制度」によって定められています。つまり、太陽光が降り注ぐ量(日射量)さえ十分に確保できたとすれば、日本全国どこでも安定した事業の継続が望めます。それどころか、初期費用(土地の取得費)の抑制によって「利回り」も上昇する為、むしろ地価の安い田舎などの方が有利な場合も多いでしょう。さらには、高層ビルやマンションなどが密集している都会では、十分な日射量を確保できないリスクも高まります。
このように、地価に影響されない、もしくはいっそ地価が安い方が儲けやすいという特性は、一般のビジネスや投資事業などと比べて、太陽光発電投資の大きなメリットと言えるかも知れません。

太陽光発電投資のメリットを生かすためには、信頼できる業者選びを

太陽光発電はメリットの多い投資ですが、それらはあくまで安定稼働できた場合です。設備を長期的に安定稼働できるかどうかは、業者の施工品質やメンテナンス力に掛かっています。 もし、業者をじゅうぶんに吟味せずに契約を結んでしまうと、思わぬトラブルに発展することになりかねません。例えば施工時の不手際によって満足に発電ができなかったり、メーカーの規定と異なる施工方法を採用して故障時の保証を受けられなかったりといった事例がじっさいに発生しています。 太陽光発電を導入するときは、依頼しようとしているのが優良業者かどうか、入念にチェックされることをおすすめします。