太陽光発電投資の基礎知識 太陽光発電投資のリスクまとめ

太陽光発電投資の主なリスクは災害と人害

太陽光発電投資のリスクとしてまず挙げられるのは災害ですが、じつは悪意のある第三者によって損害を被ることも考えられます。
ここでは、災害と人害、それぞれのリスクについて、掘り下げてまとめています。太陽光発電投資を検討されている人は、ぜひ参考にしてみてください。

災害による故障・劣化

太陽光発電を運用する上での大きなリスクに、自然災害があります。開発されている都心部ならまだしも、太陽光発電を運用するのは多くの場合地方の無防備な土地です。台風による障害物の飛来や河川の氾濫、落雷、震災等、災害の規模によっては壊滅的な打撃を受けることにもなりかねません。
また、例え完全には破壊されないまでも、過酷な環境に置かれれば設備は確実に劣化していきます。予測不能な災害リスクは、太陽光発電投資におけるもっとも大きなリスクの1つと言えるでしょう。

地震 地割れ、土砂崩れなどによる太陽光発電設備の破損。
落雷 落雷による発電設備のショート。
台風 突風による設備の転倒や河川の氾濫による水没、土砂崩れによる破損等。
積雪による太陽光パネルの圧壊。

盗難リスク

太陽光発電投資の意外なリスクとして、悪意のある第三者による盗難が挙げられます。 太陽光パネルは登録制であるうえ、運用中のものには電流が流れています。こういった設備をリスクを冒して盗難することに意味はないように思われます。 しかし建設途中の現場に置かれている太陽光パネルは、まだ所定の手続きも済んでおらず、電流の心配もありません。盗難して海外に売却すれば、相当額の金銭に換えることができます。 そのため、とくにメガソーラーや野立ての産業用太陽光発電の建設現場を狙った太陽光パネルの盗難被害が少なくありません。しかも個人ではなく、組織による犯行が疑われるケースがほとんどです。 規模の大きい太陽光発電は、地方の土地を選んで設置されます。地価が安く、じゅうぶんな日当たりが望めるからです。しかしそれは、人目が少ないということの裏返しでもあります。盗難する側にとっては、価値あるものが無防備に置かれている、理想的な仕事現場というわけです。 なぜ盗難されるのかを記載してください。

実際の盗難事例

盗難被害は、全国各地に及んでいます。例えば茨城県では、メガソーラーの建設現場からおよそ138枚の太陽光パネルが盗み出されました。被害総額は約400万円とされています。
また、福岡では、暴力団員が数千万円分にも及ぶ盗難された太陽光パネルを買取っていた事実が報告されています。
三重県でも、送電用に使う銅線ケーブルと太陽光パネルが盗まれたとのことです。
こうした事例は、少し調べれば無数に出てきます。対策を考える上でも、過去にどういったケースで盗難が発生しているのか、ある程度調べておくことをおすすめします。

こういったリスクは保険に入ることでリスク回避できる

災害や人害はいつ、どういった形で起こるか予測不能です。しかし、万が一そういった被害に遭ってしまった場合に、損失を最小限に抑える方法というのはあります。
それは、考えられるリスクに応じた保険に加入すること。多くのメーカーは無償の保証を用意していますが、災害や人害まで対象のものは限られています。
自身が導入しようとしている環境を鑑み、最適な保障を提供してくれるかどうか、事前にしっかりチェックされることをおすすめします。

保険が下りる太陽光発電設備にすることが重要

保険に入れば一安心、…かというと、そういうわけでもないので注意が必要です。というのも、万が一の際に保険金を受け取るにはクリアしておかなければならない要件があるからです。
例えばゲージの有無や高さ、発電設備との距離など、いくつかの項目が定められています。業者がこういった部分をないがしろにして施工したばかりに、肝心の保険が役に立たなかった、という事例も発生しています。
そうした意味でも、太陽光発電を導入する際は、しっかりと実績があり、専門的な知識を持った業者に施工を依頼するよう、気を付けてみてください。