太陽光発電投資の基礎知識 太陽光発電投資を売却する際のメリットや注意点とは?

TOP  太陽光発電投資の基礎知識  太陽光発電投資を売却する際のメリットや注意点を知ろう!

太陽光発電投資の売却とはどういうことか?

太陽光パネルで発電した電気を売却して利益を得る太陽光発電投資は、適切なメンテナンスを定期的に行っている限り、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)によって、少なくとも事業開始から一定期間は安定して利益を上げ続けられる投資事業です。
しかし、中には様々な理由から、一度にまとまったお金を得ようと、太陽光発電投資の売却を考える人もいます。太陽光発電投資を売却する際のポイントについて確認しておきましょう。

太陽光発電投資の売却とは?

基本的に太陽光発電投資は、太陽が出ている間、何をせずとも勝手に電気を作ってお金を稼いでくれる、非常に都合の良い事業です。その為、発電設備が正常に稼働しているのであれば、あえてそれを手放す必要はありません。
しかし、太陽光発電投資の事業者の中には様々な事情から、まとまった額のお金をすぐに用意したいと考える人もいるでしょう。そしてそのような時、長期的に利益を生み続ける太陽光発電設備や法人を第三者へ売却して、一気にお金を手に入れることも1つの手段です。

太陽光発電投資の売却の形態

太陽光発電投資の売却は、大きく3つの方法があります。
一つ目は、太陽光発電投資の事業者が、希望者へ発電設備や法人を売却する直接取引です。仲介業者へ手数料を支払う必要がなく、場合によっては相場よりも高い金額で売れる可能性がありますが、後々のトラブルに発展するリスクもあります。
残る2つが、仲介業者に売り手と買い手の間を取り持ってもらう方法(仲介)と、ひとまず専門業者に太陽光発電設備を買い取ってもらい、専門業者は改めてそれを転売して利益を得るという方法(販売代理)です。
仲介販売であれば、太陽光発電設備を相場価格で売却しやすくなる反面、買い手が見つかるまで時間がかかる可能性があります。販売代理では、すぐに現金化が可能な反面、業者の再販時の価格を考慮して、太陽光発電設備の売値は相場よりも安くなってしまう可能性があります。仲介にしろ、販売代理にしろ、手数料や買取価格は業者によって様々です。その為、その業者が本当に信頼に足る業者なのかどうか、十分に見極めることが必要です。

太陽光発電投資の売却をするメリット・デメリット

太陽光パネルで発電した電気を売却して利益を得る太陽光発電投資は、適切なメンテナンスを定期的に行っている限り、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)によって、少なくとも事業開始から一定期間は安定して利益を上げ続けられる投資事業です。
しかし、中には様々な理由から、一度にまとまったお金を得ようと、太陽光発電投資の売却を考える人もいます。太陽光発電投資を売却する際のポイントについて確認しておきましょう。

太陽光発電投資を売却する側のメリット

太陽光発電投資を売却する最大のメリットは、一度にまとまったお金を売却益として得られるということです。もちろん、売却価格は初期費用よりも安くなってしまいますが、それまでに売電収入をずっと得られていたことを差し引けば、決して損をするとは限りません。
また、太陽光発電投資を売却することで得られたお金を、改めて別の投資事業に回すということも可能でしょう。その他、将来的には太陽光発電設備が劣化して機能停止した時に、撤去費用を負担しなくてよくなるという点も、メリットの1つです。

太陽光発電投資を買い取る側のメリット

太陽光発電投資は、実際に太陽光発電設備の設置工事が完了する前から、融資を申し込んだり事業計画を立てたりと、どうしても実際の稼働状況でなく、シミュレーションによってリスクや利益を予想しなければならないという面があります。
しかし、すでに稼働している太陽光発電投資を買い取る場合は、実際にどれくらいの発電量があって、どの程度の売電収入を得られていて、またメンテナンスや保険にかかる費用が年間いくら必要なのかなど、重要な情報が最初から全てそろっているというメリットがあります。
加えて、太陽光発電投資の売電価格は、その発電設備を設置・稼働させた年度におけるFITの調達価格が適用されるという点もポイントです。つまり、すでに発電事業を開始している太陽光発電投資では、FITにより電気の売電価格が固定されており、事業を買い取った人もそのままの売電益を得られるということになります。FITの調達価格は年々下落傾向にあり、中古の太陽光発電設備を買い取れば、むしろ高い売電価格でお得に収益を得られるかも知れません。

太陽光発電投資を売却する際のデメリット

太陽光発電投資の売却に伴うデメリットは、売却後は売電収入が得られなくなることです。そしてまた、一度に大きな額のお金が手元に入ってくれば、高額な税金を支払わなければならない可能性があるということもデメリットです。
太陽光発電設備の残存価値は、原則として「初期費用-経年で失われた価値(減価償却)」で表され、例えば太陽光発電設備の売却額が残存価値を上回れば、それは利益となり税金の対象になります。特に1千万円以上の売上げがあった場合、消費税の課税事業者になってしまうので注意しなければなりません。

太陽光発電投資を買い取る際のデメリット

当然ながら、それまでずっと稼働し続けてきた太陽光発電設備は、年数に応じて劣化しています。もちろん、そもそも太陽光発電投資は長期運用を前提とした事業であり、設備機器についても適切に維持管理がなされていれば、それほど問題はありません。しかし、見た目は綺麗であっても、実は内部の劣化が放置されたままであっては、買取後に修理や部品交換などで余計な費用がかかるリスクもあります。

太陽光発電投資の売却とはどういうことか?

一刻も早くお金が必要だと、売却を焦ってしまうと、売値はしばしば安くなりがちです。原則として、太陽光発電設備は持っているだけで利益を生み出すものであり、すぐさま高値で買い取ってくれる人が現れなくとも、損にはなりません。とはいえ、FITで定められた買取期間の終了が近付いていたり、設備を売る前に経年劣化による故障などが発生したりすれば、売値は大きく下がってしまいます。
また、新しい投資先に費用を回したい場合、売却交渉に時間をかけすぎてしまうと、投資の好機を逃してしまうかも知れません。重要なのは、太陽光発電投資の売却をしなければならない理由と、売却額とのバランスです。その他、FIT価格の下落に伴い、売電価格が高い時期に事業が開始された太陽光発電投資を中古購入したいと考える、セカンダリー投資希望者も増えています。需要が高まれば必然的に売値も高まるので、売却のタイミングとしては以前よりも良くなっているといえるでしょう。

その後の資産運用

太陽光発電投資を売却して得たお金を使って、新たな投資を始める人もいます。株式投資や不動産投資、外貨預金、金投資といった昔から人気の投資だけでなく、仮想通貨への投資なども注目を集めています。とはいえ、太陽光発電投資を止めて別の投資に資金を投入した挙げ句、資金を失ってしまえば本末転倒です。自分にとってどのような資産運用がベストなのか、必要であれば専門家のアドバイスも参考にしながら、冷静に見極めることが大切です。