失敗しないための太陽光発電業者の正しい選び方

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太陽光発電投資が失敗する大きな理由とは

太陽光発電投資は低リスクで、しかも不動産投資に匹敵するリターンが見込める魅力的な投資です。
しかし、メリットばかりに目を向けすぎたために、思うように収益を上げられないといったケースも見られます。
まずは、太陽光発電投資に失敗する大きな理由について解説します。

太陽光発電投資で失敗するのはメンテナンス費

太陽光発電投資は、太陽光エネルギーによって発電した電力を、電力会社に売ることで収益を上げます。そのときどきの日当たりによって波はありますが、長期的には非常に安定した収益が見込めます。
一見手放しでできる楽な投資のように思えますが、実はここに落とし穴があります。
それは、メンテナンスに掛かる費用。もちろん最初にある程度のシミュレーションは行われますが、設備の故障や劣化具合などは運用してみないとわかりません。
この点を軽く見たために、想定以上にメンテナンス費がかさみ、収益性が悪化する、というケースがよく見られます。以下は、各部のメンテナンスに掛かる費用の目安です

主なメンテナンス項目と費用

パワコン 1,000,000円程
ケーブル 10,000,000円程
架台故障 100,000,000円程
パネル清掃 1,000,000円程
除草 1,000,000円程/年間

トラブルは業者選びで回避が可能

メンテナンスに掛かる費用は、どうしても必要になってくるものです。どんなにがんばっても、メンテナンス費をゼロにすることはできません。しかし、努力次第でその金額を小さく抑えることができます。 メンテナンス費用を大きく左右するのは、最初の施工品質とその後の管理体制です。つまり、業者の技術力とサポート内容というわけです。
太陽光発電を選ぶとき、多くの人が注目するのは利回りでしょう。長期間、安定して稼働できるというのは、当たり前のこととして考えてしまいがちです。
しかし、業者の技術力やサポート内容というのは実にさまざまです。太陽光発電は比較的新しい分野ですので、中には技術が未熟であるにもかかわらず施工を請け負っている業者もいます。また、手抜き工事をして自社の取り分を大きくしようと考える業者もいます。
そうした物件は、いくら利回りが良くても、10年・20年と運用していく中で故障する可能性が高いです。
故障の具合にもよりますが、修理費は数百万単位に及ぶこともままあります。信頼できる業者を選べるかどうか、というのは、物件のスペックと同じかそれ以上に、最終的な収益を左右する条件なのです。

だからこそ業者選びのポイントは必ず押さえておこう

業者の施工品質と管理体制は、太陽光発電投資の利回りに大きく影響します。いくら売電単価の高い物件であろうと、故障してしまったらその修理費によって利益は目減りしてしまいます。
だからこそ、業者を選ぶときには慎重に慎重を重ねて、本当に信頼できるサービスを提供しているかどうかを吟味することが大切になってきます。
以下に、太陽光発電投資のパートナー業者を選ぶポイントをいくつかまとめてみました。今後太陽光発電投資を検討している人は、ぜひ参考にチェックしてみてください。

管理会社の実態を把握する

管理会社のこれまでの実績や、設立年月日など、業者の信頼性を判断するのに役立つ情報はとりあえずチェックされておくことをおすすめします。というのも、入金後に計画倒産をしてお金を持ち逃げされた、というようなトラブルが報告されているため。 そうでなくとも、自社の情報を表立って公開していないような業者は、実績に乏しい可能性が高いです。 太陽光発電の分野には、次々と新しい企業が参入しています。そうした企業は、必ずしもノウハウに精通しているものではありません。後で後悔しないためにも、依頼前に業者の実態をしっかりチェックしておきましょう。

施行した物件を見る

施工した物件を自身の目で直接チェックする、というのも、業者の実力をチェックする上で大切なことです。
素人が見てもわからない、と考えがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。例えば設備周りの雑草の処理や、ケーブルにカバーが付いているかどうか。架台が歪んでいないか、というように、専門知識がなくても業者の実力をチェックできるポイントはいくつもあります。
現地まで見学に行くのは手間かもしれませんが、そのひと手間で、将来的に数百万円のメンテナンス費用を節約できるかもしれません。業者の実力を知るためにも、施工物件をチェックされることをおすすめします。

雑草対策はされているか

草刈りだったり、防草シートだったり、除草剤だったり、雑草対策にはいくつかの種類があります。
どの方法にも一長一短がありますが、大切なのは、業者が雑草のリスクを十分に把握しているかどうか。
たかが雑草といえども、パネルの上に影が落ちれば発電量は落ちますし、ケーブルに絡みついてショートさせる可能性もあります。万が一設備が故障した場合の損害は、雑草の処理に掛かる費用の比ではありません。
業者側がどういった雑草対策を行っているのか、見学の際にぜひ確認しておきましょう

ケーブルは地中を通っているか

ケーブルは紫外線によって劣化します。そのため、太陽光パネルの下に可能な限り隠したり、専用のカバーを付けたりといった対策が推奨されています。
もちろん太陽光にさらされているからといって直ちにどうにかなるわけではありませんが、対策する場合としない場合とで、断線の可能性はぜんぜん変わってきます。
可能であれば、地中に埋めて紫外線を避ける、くらいの対策をとっているところを選ぶとよいでしょう。太陽光発電投資が10年・20年に及ぶ投資であることを考えれば、大規模なメンテナンスが少なくて済むような工夫をしている設備を選んでおいた方が、利益を最大化できるはずです。

架台はきれいに整っているか

架台が歪んでいる場合、使われているネジが少なかったり、緩んでいる可能性が大です。数は少ないですが、業者の中には、手抜き工事をして自社の利益を最大化しようと考えているところも存在します。
太陽光発電設備には、建築基準法のように、施工に一定の品質を定める法律がありません。もちろん悪質な場合は法律で罰せられますが、多少手を抜いたくらいでは問題にならないのです。
雑な施工と丁寧な施工では、同じ設備を使っても耐用年数に違いが出てきます。専門知識がないからといって遠慮せず、施工の具合を入念にチェックされることをおすすめします。

架台の材質は錆びないものか

太陽光設備を支える架台は、材質によって耐用年数が違います。また、組み合わせる金具等にどういった材質が使われているかによって、錆びの発生する可能性も変わってきます。
見学の際は、こういった点に配慮して架台の材質が選ばれているか、という点も、確認しておきたいところです。
とくに錆びについては、放置すると架台が崩れる原因にもなりかねません。材質はもちろん、点検の際に状態をチェックしてくれるかどうか、という管理体制についても、踏み込んで確認されるとよいでしょう。

悩んだら専門家に相談してみましょう

上記の通り、太陽光発電投資の業者を選ぶ際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。もっとも重要なのは、相手が信頼できる相手なのかどうか。太陽光発電投資では、依頼した業者とは長い付き合いをしていくことになります。こちらの立場や要望を理解して親身に相談に乗ってくれる業者と出会うことができれば、メンテナンスや突然のトラブルでの心配を大幅に軽減することができるはずです。
やはり、困った時にもっとも頼りになるのは専門家の意見。知識や経験の豊富なアドバイザーを見付けて、何でも相談できるような関係を築いておくようにしましょう。