失敗しないための太陽光発電業者の正しい選び方 太陽光発電投資の業者の選び方【架台編】

架台の良し悪しで発電機の耐用年数が決まる

太陽光発電は息の長い投資です。オーナー自身が続けようと思えば、20年以上にわたり運用していくことも十分可能です。

20年以上の長期運用するためには、劣化や災害に耐える設備の耐久性が重要です。太陽光パネルはエネルギーを効率よく得られるよう斜めに設置されており、風の影響を強く受けます。また日本は台風が多い土地です。

設備全体を支える基礎や架台については、入念なチェックが不可欠です。基礎と架台がもろければ、太陽光パネルごと吹き飛んでしまいます。風で飛んだ太陽光パネルが、近隣住民に怪我を負わせ、損害賠償を請求されることもあるかもしれません。

まずは、十分な耐久性が期待できる架台の見極め方を紹介します。

架台は目視で、基礎は引き抜き試験で判断する

架台は目視で判断し、基礎の耐久性は引き抜き試験などの試験結果で判断するようにしましょう。

材質や周辺環境など、架台の良し悪しを見極めるポイントはいくつかありますが、じつは単に外見を見るだけでも、架台の耐久性をある程度判断できます。というのも、見た目が整っているかどうかは、そのまま施工業者の技術力に直結するため。素人目に見ても外見が歪んで見えるようであれば、ネジが緩んでいたり、そもそもネジの本数が足りなかったり、設備が本来の耐久性を発揮できない状態にある可能性が高いです。

架台については目視で確認できますが、土やコンクリートに埋まっている基礎は目視で判断できません。実際に台風のような強い風圧に耐えられるかは、引き抜き試験や引っ張り試験などの結果で判断するしかありません。基礎には2種類あり、1つは地盤にスクリューと呼ばれるつっかえのある棒を差し込み固定する方法、もう1つは設置したコンクリートに穴をあけてアンカーボルトと呼ばれるネジを差し込み固定する方法です。スクリュー基礎の場合は引き抜き試験、コンクリート基礎の場合は引っ張り試験が実施されます。名前は違いますが、どちらも強い風に吹かれた場合に簡単に引き抜かれないかを確認するためのテストです。

試験結果を開示せずに「基礎工事は安心」と述べる施工会社の言葉は信じないようにしましょう。予定通り工事をこなせたからといって、基礎が安定しているとは限らないからです。特にスクリュー工事は、実際に穴を掘って確認するまで地盤がどのようになっているか想像できません。施工会社によっては、地盤が想定より硬かったため長いスクリューをカットして使うこともあります。長いスクリューを差し込んだからといって地盤がゆるければすぐ抜けますし、逆に短いスクリューを差し込んでも地盤が固ければ安定します。一概に短いスクリューを使ったから間違っていると断言できないのが、基礎工事の難しいところです。

このため基礎工事については、工事内容を聞くよりも具体的数値で判断したほうがよいです。引き抜き試験や引っ張り試験については明確な基準が存在していません。それぞれの会社でそれぞれの基準を設定しています。1トンの引き抜き試験に10分耐えれば十分だと考えられますが、土地によって受ける風圧の強さは異なります。管理会社にどこまでの風圧を想定し、試験を実施したのか確認するようにしましょう

発電機の架台は建築基準法が適用されない

太陽光発電設備には、建築基準法が適用されません。

つまり、どういった施工を施すかは、業者が持つ知見や裁量によって決定されます。例えほかのプロフェッショナルから見ていい加減な工事であっても、法律的に罰せられることはありません。

もちろんよほど悪質な場合は別ですが、運用に支障がない程度の施工であれば、問題視される可能性はほぼないと言っていいでしょう。

しかし、手を抜いた施工や正しくない施工を施した設備は、メーカー側が想定している施工を施した設備に比べて、耐久性の面で明らかに劣ります。

不動産のように人の生活に直結する投資商材であれば、その耐久性に厳密なチェックの目が向けられます。しかし、太陽光発電の場合はそうではありません。

長期的に十分な耐久性を担保するためには、オーナーもある程度は施工の良し悪しを判断する目を持っておく必要があるのです。

発電機の架台を直接見に行くことが大事

投資用の太陽光発電は、都市部から離れた広い土地に分譲で販売されていることがほとんどです。

ほとんど手放しで運用できるため、物件を直接見ずに、スペックだけで購入してしまうオーナーも少なからずいます。

しかし、前述のとおり、販売されているすべての設備が長期的に安定稼働できるとは限りません。少なくとも一度は物件を直接見て、十分な耐久性が期待できる設備かどうかを判断されることをおすすめします。

架台だけではなく看板もチェックしよう

物件をチェックする際は、その物件が本当に案内してくれている業者のものであるかも確認しましょう。

太陽光発電の注目度の高まりに応じて淘汰されてきましたが、見学時にほかの業者が施工した物件を見せてオーナーを騙す悪質な業者の存在も確認されています。オーナーを安心させたうえで、最終的には自身がいい加減に施工した物件を運用させるわけです(または、お金だけ受け取って逃げてしまう業者も)。

物件を見学されるときは、立て看板などを確認し、設備に加えてその設備の管理者もチェックされることをおすすめします。

Qvouなら太陽光発電の物件も架台も見学歓迎

当サイトを監修しているQvouでは、設備の見学を積極的に受け付けています。

同社は、施工品質にこだわらない業者が多い現状に問題意識を感じており、長期的な運用を重視した施工を行っています。

れた施工がどういうものか、というのを知るだけでも、今後太陽光発電投資を検討するうえでの参考になるはずです。

太陽光発電投資に興味がある人は、ぜひ1度見学してみてください

監修者情報
有限会社Qvou 久保 龍太郎

このページのまとめ

  • 1太陽光発電の架台は建築基準法が適用されない
  • 2だからこそ悪徳な手抜き工事がはびこる
  • 3物件を見せてもらって、架台の見た目を見ておこう