産業用太陽光発電投資VS不動産投資、どっちがいい!? 太陽光発電投資VS不動産投資【資産運用編】

TOP  産業用太陽光発電投資VS不動産投資、どっちがいい!?  太陽光発電投資と不動産投資の利回りを比較

利回り

太陽光発電投資も不動産投資も、どちらも投資事業である限り、その利回りは絶対に考えなければなりません。

表面利回り(概算)の比較

太陽光発電投資:9~15%(2018年度価格)
不動産投資:7~15%(マンション)
見かけの数字上は同程度でも、太陽光発電投資の利回りは日射量さえ安定していれば日本全国でさほど変わらない反面、不動産投資は都市部や地方部など様々な要因で大きく変動します。
その為、太陽光発電投資に適した土地を見つけられるのであれば、太陽光発電投資の利回りの方が期待できると言えるでしょう。

収益性

利回りだけでなく事業収益性も重要なポイントです。特に不動産投資は景気に直接影響されるのに対し、FITによって買取価格が一定となっている太陽光発電投資は収益も比較的安定しています。

長期的な事業性収益

太陽光発電投資:FITの調達期間は安定しており、初期費用回収後は売電益が全て利益になる
不動産投資:収益を得られる期間は建物の耐用年数に比例するが、築年数に反比例して価値が下がる恐れもある
空き室リスクや経済動向など、どうしても他からの影響を避けられない不動産投資と比べ、太陽光発電投資はFITによって国が一定期間の収益を約束しているという見方もできる分、自然環境の影響を考慮したとしても太陽光発電投資の方が安定していると言えるでしょう。

維持管理費(固定資産税は除く)

太陽光発電投資における維持管理費は、設備のメンテナンス費や保険料など、事業者によって違いはあるものの基本的に発電規模に比例しています。
一方、不動産投資の場合、その維持管理費や修繕費などは物件の種類や構造、所在地によって様々です。ただし、不動産投資では様々な事例や他の物件を参考にすることができるので、維持管理費の目安を立てることはそれほど難しくないでしょう。

資産価値・担保価値

太陽光発電設備の場合

太陽光発電投資は長期的に安定した収益を期待できる反面、太陽光発電設備そのものの価値は年数の経過と共に下がっていくことが一般的です。
また、太陽光発電投資の場合、設備が老朽化して発電能力を失ってしまうと、資産価値が原則0円になることを避けられません。加えて、そもそも太陽光発電投資向きの土地は住宅地から離れていることも珍しくなく、地価も安いことが大半です。

収益用不動産の場合

マンションやアパートなど不動産の価値は、築年数や購入時の価格だけでなく、周辺地域の開発状況や人口などエリアごとの影響によっても上下動をすることが一般的です。
とは言え、不動産の場合、通常はすぐに資産価値が0になることはなく、また状況によっては購入時よりもさらに価値が上がる可能性もあり、投機的に考えれば価値は高いでしょう。
また、不動産投資として魅力的な物件は、土地だけを見ても価値が高い場合が多く、たとえ物件の価値が下がってしまっても土地さえあれば担保価値は一定以上をキープできると考えられます。

投資リスク

太陽光発電投資におけるリスクは、設備の故障や自然災害など突発的な要素が大半であるのに対して、不動産投資におけるリスクは空室や近隣の過疎化など人的要因がメインです。
物理的な被害や損害に対しては、保険や定期点検である程度まで備えることが可能ですが、人的リスクについてはどうしても事前対策だけでは難しい場合もあるでしょう。
尚、太陽光発電投資における最大の人的リスクは、悪徳業者です。太陽光発電投資で最大のリスク管理の1つは、何よりも信頼できる専門業者を見つけることです。

減価償却

不動産の減価償却は、建物設備を除けば基本的に「定額法」が適用されます。
対して、太陽光発電設備では「定率法」を適用することが可能です。
定額法:毎年同じ金額を償却
定率法:残存価額の一定割合で減価
残存価額が高い購入初期は、耐用年数が同じでも定率法の方が大きな金額を償却できる為、短期的な原価償却額は太陽光発電投資の方が優れています。

どっちが魅力的か

長期的に安定した収益が見込める太陽光発電投資と、リスクとリターンが比例しやすい側面を持つ不動産投資と、どちらが魅力的かは投資家の性格や目的によっても違うでしょう。
ただし、同程度のリスクで比べれば、利回りは太陽光発電投資の方が高くなりがちです。
そう考えると、投資初心者や、リスクは抑えながらも一定の収益を得たいと考える人、また地方在住者などにとっては、太陽光発電投資の方が魅力的だと言えそうです。