産業用太陽光発電投資VS不動産投資、どっちがいい!? 太陽光発電投資VS不動産投資【出口戦略編】

太陽光発電の出口戦略は

不動産投資や太陽光発電投資は、出口戦略が大切と言われます。というのも、不動産や太陽光発電は、有価証券などと違い、手軽に取引できるものではありません。将来的に物件をどうするか、ということを、なるべく早めに考えて対策しておく必要があるわけです。

そもそも出口戦略とは

もともと出口戦略というのは、被害を最小限に抑えて逃げ出すための戦略を指す軍事用語です。本来はあまり好ましくない状況を切り抜けるための作戦、というニュアンスで用いられる言葉ですが、投資の世界ではそれが転じて、上手な利益確定(または損切)といった意味合いで使われることも少なくありません。このページで採り上げている出口戦略も、後者の意味合いで使っていますのであらかじめご了承ください。

不動産における出口は売却

不動産投資における出口は、売却です。売却のタイミングはその人の投資戦略によって違いますが、いずれにせよいつかは、手持ちの不動産を売却することになるでしょう。
もちろん不動産を持ち続けるというのも1つの戦略ですが、ある程度収益を得たら、まだそれなりに資産価値があるときに売却をした方が、その後のリスクを抑えることができます。時が経つほど空室リスクは高まりますし、家賃も下がります。また、物件のテコ入れ(リフォーム等)もしなければなりません。
こういった諸々の手間と出費を検討し、そのまま運用し続けた場合と売却した場合、どちらのメリットが大きいかを考え、最終的な落としどころを探るのが、不動産投資における出口戦略です。
出口戦略にかんする情報は、融資やリスクヘッジのノウハウに比べて多くありません。しかし最終的な収益に直結する重要なポイントであるため、事前にある程度のシナリオを考えておくことをおすすめします。

太陽光発電は出口を考えなくてもいい

太陽光発電投資においても、不動産投資と同じように出口戦略は大切です。
とはいえ、仮に売却できなかったとしても、不動産のように損をしてしまうリスクはほとんどありません。空室で収益が途絶えてしまう不動産投資とは違い、太陽光エネルギーが得られる限り、収益を得続けることができるからです。
ただ、1つ注意したい懸念事項があります。それは、太陽光発電の中古市場はまだ成熟しておらず、いざ売りたいと考えたときにスムーズに買い手が見つかる可能性が低いということ。
クリーンエネルギーの普及を国が推進していることもあり、太陽光発電の需要は今後伸びていくことが見込まれています。そのため、将来的にはそうした中古の太陽光発電の取引も活発に行われるようになる可能性が高いでしょう。
しかし数年運用して売却しようと考えているなら、期待するほどスムーズな取引が望めない可能性があります。
太陽光発電は、長期的に安定して収益を得ていくのに適した投資です。じっくり腰を据えて運用したい人には最適かもしれませんが、短いスパンで資産運用を考える人には不向きと言えます。

長期的に稼働できる太陽光発電を設置しよう…

太陽光発電は将来性のある魅力的な投資分野ですが、とにかく運用すればいい、というものでもありません。不動産と同じように、物件がしっかりしていなければ、収益を生み出すことすらできないからです。
長期目線の投資である分、施工業者とも長い付き合いとなります。太陽光発電を検討する際は、依頼する業者を慎重に吟味されることをおすすめします。