産業用太陽光発電投資VS不動産投資、どっちがいい!? 不動産投資と太陽光発電投資 利回りがいいのは?

不動産投資の利回りはいくらくらい?

投資で言う利回りには2種類あります。単純に利益だけを見た時の表面利回りと、利益から経費等を差し引いた実質利回りです。
いくら表面利回りが良くとも、経費が膨大に掛かっていては意味がありません。そのため、利回りについて調べる時は、それが実質利回りであるか表面利回りであるかをしっかり見極めることが大切です。
一般的に、不動産投資の表面利回りは、5~15%とされています。一見すると高利回りが期待できるとも錯覚してしまいますが、前述のとおり、ここには落とし穴があるため、注意が必要です。

不動産投資の高利回りに隠されたリスク

不動産投資の表面利回りだけに着目してしまうと、足元を掬われることにもなりかねません。
というのも、表面利回りの高い物件は、入居者がつきづらい傾向にあるためです。
例えば立地や築年数など、条件の悪い物件は好立地にある物件に比べて安くなります。同じ条件で貸し出し、同じように入居者が入ってくれれば、取得価格が低いぶん、条件の悪い物件の方が高利回りを得られることになります。
しかしこれは、机上の空論です。空室リスクやその対策を考えた場合、表面利回りに近い利益が得られることはまずありません。物件の状況にもよりますが、不動産投資の実質利回りは4~6%ほどと考えておくのがよいでしょう。

不動産投資は低リスク低利回り、高リスク高利回りの2択?

より堅実な実質利回りを把握するために、知っておきたい項目がいくつかあります。
まず、不動産業者が提示する利回りは、入居者がいることを前提に計算されているということ。空室が続く場合は、賃料を下げて集客を図るといったことも考えられます。設定されている賃料が近隣エリアの相場と比べて妥当であるか、あらかじめ確認されておくことをお勧めします。
また、現在入居者がいる場合は、その入居者がいつから住んでいるのかを知ることも大切です。もし新築時から住んでいる場合、入居者が交渉しない限り、支払っている家賃は新築時のものとなります。この状態で退去された場合、築年数が考慮され、次の入居者の家賃が少し低めに設定されることも少なくありません。将来的な家賃の値下がりも、利回りの計算に含めておく必要があります。
ほとんどの場合、不動産投資の利回りはリスクと比例します。高利回りの物件ほど、どこかに難があるケースが少なくありません。
不動産投資の最大のリスクは家賃収入が入らないことですので、将来的な家賃設定なども考慮しながら、安定的に入居者が見込める物件かどうかをチェックすることが大切です。

バランスの良い投資方法はないの?

太陽光発電投資_イメージ画像

近年、不動産とは別の長期投資商品として、太陽光発電投資が注目を集めています。
都心が主戦場となる不動産投資とは違い、太陽光発電投資の場合は地方の太陽光発電所が投資先となります。
土地を購入し、そこに物件(太陽光発電所)を建てるという点や、選ぶ立地や設備によって利回りが変わってくるという点は不動産投資と同じです。しかし太陽光発電には、普遍的な太陽エネルギーを収益源とする分、空室で収益がゼロになる恐れのある不動産投資よりも安定した収益が見込める、というユニークなメリットがあります。
実質利回りについてもおよそ8~10%前後と不動産投資と同等かそれ以上が見込めるため、リスクヘッジのために太陽光発電をポートフォリオに組み込む投資家が増えている、というわけです。

リスクはどうなの?

太陽光発電にもリスクはあります。例えば流動性が低いという点。中古市場がまだ成熟していないため、不動産投資と比べても、キャッシュ化しづらい状況にあります。
また、悪質な業者に施工を依頼してしまうと、発電効率が落ちたり、すぐに故障してしまったりして、スムーズに運用できない可能性も考えられます。
運用中のリスクは不動産投資よりも低いですが、運用するまでの業者の見極めや、運用を中断して売却する際などは、不動産投資よりも手間が掛かると言えるでしょう。
不動産投資と太陽光発電を比較する際は、自身の投資スタイルに合うのはどちらか、入り口から出口までさまざまなシチュエーションを検討されてみてください。