太陽光発電業者にまつわるトラブル集 太陽光発電で注意したい海外メーカーでのトラブル

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太陽光発電システムは国内メーカーのものだけではありません。海外メーカーの進出も進んでいます。特に価格面ではメリットを感じることもあるでしょう。しかし、発電量の確保やその後の対応などでトラブルを生んでいるケースも。海外メーカーの太陽光発電システムを利用する場合には注意が必要です。

海外メーカーの躍進

太陽光発電システムのメーカーは、それぞれに特色を持っています。海外メーカーの武器は低価格。メガソーラーの導入に力を入れて需要を伸ばしています。一方で国内メーカーの魅力はきめ細かい対応です。日本の住居に合わせて、複雑な形状の屋根に設置できるモデルを生産しています。単一製品でコストダウンしている海外メーカーには真似できない品ぞろえです。海外メーカーと国内メーカーはそれぞれの特色を活かした住み分けがされていると言えます。

海外メーカーの太陽光発電システムを導入した失敗談

太陽光発電システムの導入には、以前から興味を持っていたというSさんですが、費用の問題で海外メーカーに目を向けました。太陽光発電システムの設置には高額な費用がかかりますし、さらに失敗した時の金銭的なリスクを軽減したいという思いも理由のひとつです。

実際に海外メーカーの中で激安メーカーを見つけ、業者からも天気が良くて発電量を確保できれば売電も可能という話を聞いたため、設置に踏み切りました。しかし実際に発電を開始したところ、どうも予定していた発電量が確保できません。売電収入も思っていた程ではなく、損をしたように感じてしまいます。

さらに不安が増したのは、同様に太陽光発電を行っていた友人の話を聞いた時でした。国産の大手メーカーを利用していた友人からは、海外メーカーはアフターケアの範囲が狭いため、保証があってもリスクが心配であると言われたのです。国産のほうがアフターケアがしっかりしている話を聞き、将来のメンテナンスも不安になってしまいました。今では、導入費用が安いからといって良く調べずに海外メーカーに飛びついたことを後悔しています。

長い保証期間の有効性

太陽光発電は、過当競争時代に突入しました。世界でも先を争うように安価なシステムや激安メーカーが進出しています。海外メーカーは、安さだけでなく長い保証期間を設定していることも多く、それを魅力に感じることもあるでしょう。日本のメーカーの保証が10年なのに対して、海外メーカーでは25年という長い保証もあります。しかし、太陽光発電システムの保証は、メーカーそのものが倒産してしまった場合、きちんと履行されません。

海外の太陽光発電メーカーは、有名な大手企業でも倒産するリスクを抱えています。これは、太陽光発電事業を専門にしている企業が多いため。日本のメーカーでは太陽光発電事業はあくまで企業の一部門であることが多いため、リスクを分散できます。しかし、専業メーカーの場合はトラブルや経営不振などで一気に倒産する可能性があるのです。

保証期間が長かったとしても、メーカー自体が倒産してしまったら意味はありません。設立後30年間続く会社は0.025%という統計もあるため、単純に保証期間が長ければ良いというわけではないと言えるでしょう。

信頼と迅速な対応が期待できる国内メーカー

太陽光発電システムの国内メーカーは、海外メーカーに比べると導入費用が高く、コスト面を考えると抵抗を感じるかもしれません。

しかし、国内メーカーはその分、充実したサービス内容やスピーディな対応が期待できます。日本国内に店舗があるため、トラブル対応や点検も万全で、いざという時の対応の細やかさも強みです。保証期間こそ海外メーカーに比べると短いものの、その分内容が充実していると言えるでしょう。品質の高い製品は発電効率も良好なため、費用が高くても回収までの期間が想定よりも短くなることも。知名度が高い会社も多いため、安心して導入できるでしょう。